仕事中にTwitterを見てサボっていることをSlackに晒しだすChrome拡張を作った

先日、slack-chikuryというChrome拡張を公開しました。

chrome.google.com

これはなにか

仕事中にTwitterなどを開くと、Slackのstatusにサボっていることを晒しだすChrome拡張です。

動作例

アイコン

f:id:hogesuke_1:20190314192309p:plain

数字はその日の合計サボり時間(分)です。

Slack

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表示しているページのタイトルも表示されます。仕事に関係のないページを見ているのもバレバレです。

なぜ作ったか

仕事の手が止まったとき、ついTwitterを開いてしまうことはないでしょうか。自分はあります。

ビルド、テスト、CI、npm install、docker-compose upなど、あらゆる場面で細かな待ち時間が発生し、そのたびにTwitterを開く誘惑に駆られ、誘惑に負けます。

そして、その時間が生産性を落としているように感じました。

自分の意志では改善を期待できないため、外からの監視の目を頼り、脅威を作り出すことで改善を試みる狙いです。

使い方

Chrome拡張のインストール

以下のリンクから拡張をインストールしてください。

https://chrome.google.com/webstore/detail/slack-chikury/bgeefbiianafjfckcacgjkeglnijljoi?hl=ja&gl=JP

SlackのOAuth tokenを発行する

Slackのstatusの変更リクエストを実行するために、OAuth AccessTokenが必要です。

Slackのappsページを開きます。

https://api.slack.com/apps

Create New Appをクリック

f:id:hogesuke_1:20190314184351p:plain

App名を入力、WorkSpaceを選択し、 CreateAppをクリック

f:id:hogesuke_1:20190314184601p:plain

Add features and functionalityのPermissionsをクリック

f:id:hogesuke_1:20190314184916p:plain

ページ中頃のSelect Permission Scopesで Modify user’s profile を選択し、Save Changes

f:id:hogesuke_1:20190314190020p:plain

ページ上部のOAuth Tokens & Redirect URLsで、Install App to Workspaceをクリック

f:id:hogesuke_1:20190314190627p:plain

Authorizeをクリック

f:id:hogesuke_1:20190314190726p:plain

OAuth Access Tokenをコピー

f:id:hogesuke_1:20190314190941p:plain

OAuth tokenを設定する

Chrome拡張のポップアップを表示し、コピーしたOAuth Tokenをペースト f:id:hogesuke_1:20190314192016p:plain

オプション

拡張のポップアップより以下を設定できます。

f:id:hogesuke_1:20190314194808p:plain:w400

  • Time Range
    • この拡張を有効にする時間の範囲です
  • Day of the week
    • この拡張を有効にする曜日です
  • Emoji
    • チクり時にstatusに表示するEmojiです
  • Sabori URLs

効果はあったか?

Twitterを見る時間はゼロになりませんが、衆目に晒されている感覚を得ることで時間はだいぶ削減されました。

1日のサボり時間を数字で見れるので、自分がどれだけ集中していないかの指標とし、サボり傾向にあるときは「Twitterを見る」以外の方法でリフレッシュできないかといった対策を試みています。

おわりに

みなさんもサボりを晒して生産性を上げていきましょう。

chrome.google.com

Issue, PullRequestも歓迎です。

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