仕事中にTwitterを見てサボっていることをSlackに晒しだすChrome拡張を作った
先日、slack-chikuryというChrome拡張を公開しました。
これはなにか
仕事中にTwitterなどを開くと、Slackのstatusにサボっていることを晒しだすChrome拡張です。
動作例
アイコン
数字はその日の合計サボり時間(分)です。
Slack
表示しているページのタイトルも表示されます。仕事に関係のないページを見ているのもバレバレです。
なぜ作ったか
仕事の手が止まったとき、ついTwitterを開いてしまうことはないでしょうか。自分はあります。
ビルド、テスト、CI、npm install、docker-compose upなど、あらゆる場面で細かな待ち時間が発生し、そのたびにTwitterを開く誘惑に駆られ、誘惑に負けます。
そして、その時間が生産性を落としているように感じました。
自分の意志では改善を期待できないため、外からの監視の目を頼り、脅威を作り出すことで改善を試みる狙いです。
使い方
Chrome拡張のインストール
以下のリンクから拡張をインストールしてください。
https://chrome.google.com/webstore/detail/slack-chikury/bgeefbiianafjfckcacgjkeglnijljoi?hl=ja&gl=JP
SlackのOAuth tokenを発行する
Slackのstatusの変更リクエストを実行するために、OAuth AccessTokenが必要です。
Slackのappsページを開きます。
Create New Appをクリック
App名を入力、WorkSpaceを選択し、 CreateAppをクリック
Add features and functionalityのPermissionsをクリック
ページ中頃のSelect Permission Scopesで Modify user’s profile
を選択し、Save Changes
ページ上部のOAuth Tokens & Redirect URLsで、Install App to Workspaceをクリック
Authorizeをクリック
OAuth Access Tokenをコピー
OAuth tokenを設定する
Chrome拡張のポップアップを表示し、コピーしたOAuth Tokenをペースト
オプション
拡張のポップアップより以下を設定できます。
- Time Range
- この拡張を有効にする時間の範囲です
- Day of the week
- この拡張を有効にする曜日です
- Emoji
- チクり時にstatusに表示するEmojiです
- Sabori URLs
- チクリ対象にするURLです
- 入力パターンは Match Patterns - Google Chrome を参照してください
効果はあったか?
Twitterを見る時間はゼロになりませんが、衆目に晒されている感覚を得ることで時間はだいぶ削減されました。
1日のサボり時間を数字で見れるので、自分がどれだけ集中していないかの指標とし、サボり傾向にあるときは「Twitterを見る」以外の方法でリフレッシュできないかといった対策を試みています。
おわりに
みなさんもサボりを晒して生産性を上げていきましょう。
Issue, PullRequestも歓迎です。